こんにちは、まいこです。
「ゆる・りらいふ 〜不登校とともに流れる、のんびり時間〜」にお越しくださり、ありがとうございます。
フリースクールに通い始めて間もない我が子が、さっそく通うことに強い抵抗を見せています。
その理由は、子ども同士の些細なトラブルからでした。
◼️フリースクールで起きた、最初のつまずき
通い始めて数日、まだ関係性ができていないクラスの子から、きつい言葉を投げかけられたり、体を押されるなどの不快な経験が重なりました。息子はそれがとても嫌だったようで、「もうここに行きたくない」という気持ちが一気に広がったようです。
でも、相手に言い返すことも、先生に伝えることもできなかった息子。
結局、帰宅後に私に感情をぶつけてくるしか、気持ちを整理する手段がなかったのでしょう。
そんな姿を見るのは、親としてとてもつらく、胸がぎゅっと締めつけられるようでした。
◼️「親が守る」が当たり前だったこれまで
息子はこれまでも、困ったことがあれば私に相談し、私が代わりに動いて解決してきました。
だからこそ、「困ったときは親が守ってくれる」という感覚が、彼の中でしっかり根づいているように感じます。
それは、安心できる居場所をつくれてきたという意味では、悪いことではありません。
でも、息子はもう10歳。これから思春期に向かっていく中で、親がずっと手を貸すことはできないという現実もあります。
◼️フリースクールの先生からの言葉
今回のことをフリースクールの先生に相談したところ、
「こうした最初の壁は、よくあること。誰もが一度は通る道なんですよ」
と教えてくださいました。
さらに、
「ここで親が助けてしまうと、“困ったら親を頼れば解決できる”という体験だけが残ってしまう。今は苦しいけれど、踏ん張り時です。彼ならきっと乗り越えられますよ」
という言葉もいただきました。
頭では納得できます。
ここは、「子どもが自分の力で困難を乗り越えていく」練習の場なのだと。
◼️わかってはいても、心が揺れる
それでも、「もう行きたくない」と泣く我が子の姿を見ると、つい手を差し伸べたくなります。
実際、私はその手を出してしまい、先生に「それを繰り返していては、息子さんのためにならないですよ」と言われてしまいました。
「親は手出し口出し無用」
わかっている、でも、つらい。
子どもを信じるって、時に“自分との戦い”なんですよね。
助けたい気持ちを抑えて、信じて待つ。
その裏で、何度も手を出したくなる自分と格闘しています。
この作業がどれほど辛いか…。
◼️これはきっと「子離れ」の第一歩
きっと今は、親子にとっての「新しい一歩」。
私にとっては、信じて見守ることを学ぶ時間。
息子にとっては、「自分で乗り越えた」経験を少しずつ積み重ねるためのステージ。
まだうまく言い返せなくていい。
うまく伝えられなくてもいい。
でも、今日もまた一歩踏み出せたことが、何よりの成長。
私は、そう信じたいと思います。
この経験が、息子にとって「自分にはできるんだ」と思える日へとつながることを願って。
そして、私自身も「信じる力」と「手放す覚悟」を、少しずつ育てていきたいと思います。
◼️想いを同じくする親御さんへ
同じように、子どもの変化に戸惑い、見守る苦しさを感じている親御さんへ。
一緒にゆっくり、歩んでいきましょう。
子どもも、親も、それぞれのペースで育っている最中と信じて…。
このブログでは、小学生の息子とともに過ごす不登校の日々の中で感じたこと、調べてわかった情報、そして母親としての戸惑いや気づきを、同じように悩むママたちへ向けてゆるっと綴っています。
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