こんにちは、まいこです。
「ゆる・りらいふ 〜不登校とともに流れる、のんびり時間〜」にお越しくださり、ありがとうございます。
先日、X(旧Twitter)でこんな投稿を目にしました。
「わが子が突然不登校になると生活が一変する。毎日の送迎や3食の準備や子とのやりとりや先生との連絡で一人になる時間が全然なくて、精神的にも肉体的にも追い詰められ、母親って疲弊するの。でも実はそれ以上に夫との方向性の違いでストレス溜まったりして、不登校の子のことを理解してもらえないイライラで、余計に疲れが倍増したりするのよ。」(引用元:@futoukougenkiさんのポスト)
この言葉に、深くうなずいたお母さんも多いのではないでしょうか?
私も、息子が学校へ行けなくなってから、生活がガラッと変わりました。
忙しさと孤独が押し寄せる、日々のリアル
我が家の場合、一番神経をすり減らしたのは、息子の自己肯定感の低さ。
何を言っても「自分はダメだ」と受け取ってしまい、どう声をかければよいのか分からなくなりました。
学校とのやりとりも、負担のひとつ。
「なぜ来られないのか」と聞かれても、私たち親にだって、すぐに説明できないこともあります。
先生との間に沈黙が流れることも、少なくありませんでした。
押し寄せるストレスはとても大きいのに、ゆっくりひとりになって落ち着く暇がない…。
たまたま私は仕事をしていないタイミングだったので、なんとか踏ん張れましたが、もしこれがフルタイムの仕事と並行だったら…と想像すると、本当に胸が締めつけられます。
さらにしんどいのは「わかってもらえない孤独」
そして、心の負担をさらに大きくするのが、「夫との温度差」ではないでしょうか。
母親は、子どもの変化に敏感に気づきます。
一方で父親の方は、ちょっと遅れてようやく「大変なことになってる」と気づく。
この“時差”が、ものすごくもどかしい。
不登校に向き合う中で、パートナーに理解してほしいと思う気持ちが強まる一方で、なかなかうまく伝わらない。
「自分だけが抱えている」ような気がしてしまい、余計に疲弊してしまうんですよね。
でも、だからこそ、声を大にして伝えたいことがあります。
お母さん自身を守ることが、子どもを守ることにつながる
「子どもを大事にしたい」
その気持ちは、どのお母さんも持っているはずです。
でも、私たちの体と心には限界があります。
お母さんが倒れてしまったら、子どもを支えることもできなくなってしまう。
だから、「自分を大切にすること」は、決してワガママなんかじゃありません。
それは、“子どもを支え続けるための土台”なんです。
どうやって“自分を大切にする”の?
とはいえ、「自分を大切にする」と言われても、実際にどうすればいいのか、わからない方も多いはず。
そこで今回は、次回以降のシリーズでお届けする「母親が自分を大切にするための5つのヒント」をご紹介します。
不登校ママが自分を大切にするための5つのヒント
- ひとりの時間を意識的につくる
- 抱え込まない仕組みをつくる
- 夫との連携のために“共有”を始める
- 「ちゃんと休む」のハードルを下げる
- 共感し合える仲間・居場所を持つ
これらについて、次回から1つずつ深掘りしていきますね。
おわりに:ママたちへ。あなたはひとりじゃないよ
私自身、メンタルケアの大切さを学んでいたおかげで、「まずは私が倒れないこと」と心に決めて動き出せました。
でも、そんなふうに思えるお母さんばかりではないことも、よくわかっています。
だからこそ、同じように悩んできたひとりとして、少しでも心が軽くなるヒントを、これからの連載でお届けしていきます。
次回は、「ひとりの時間を意識的につくる」について、詳しくお話ししますね。
自分を大切にすることで、きっと、子どもを支える力も自然と湧いてくると思います。
このブログでは、小学生の息子とともに過ごす不登校の日々の中で感じたこと、調べてわかった情報、そして母親としての戸惑いや気づきを、同じように悩むママたちへ向けてゆるっと綴っています。
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