「不登校はいつまで続く?」出口が見えない不安とどう向き合ったか

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こんにちは、まいこです。
「ゆる・りらいふ 〜不登校とともに流れる、のんびり時間〜」にお越しくださり、ありがとうございます。

「このまま、ずっと学校に戻れなかったらどうしよう…」
「毎日家にいて、この先どうなるの?将来は?」

夜中にスマホを握りしめて、何度も何度も検索していた私。

“平均 不登校 期間”
“再登校 いつ”
“子ども 家にずっといる”…

知りたいのは「いつ終わるのか」という答えなのに、検索しても答えは出てこない。
むしろ余計に不安になって、眠れなくなることもありました。

だから今日は、そんな風に押しつぶされそうな不安を抱えているママへ、私が今思っていることを綴ります。

「いつ終わるのか?」に答えはない。でも、ヒントはある

不登校が始まった頃、私はとにかく情報をかき集めていました。
「平均で何ヶ月?」「何年も続いたらどうしよう?」
でも、どれだけ調べても…はっきりした答えは見つかりませんでした。

分かってきたのは、「その子次第」という、ある意味とても残酷で、でも真実らしい答えでした。

確かに、小学生のうちは比較的短期間で学校に戻るケースもあるようです。
でも、思春期が関係してくる年齢になると、数年単位での不登校もめずらしくない

うちの子はまさに、小学校高学年という“思春期の入り口”に本格的な不登校に。
「もしかしたら長くなるのかも」…そう腹をくくるまでに、時間がかかりました。

焦っても、進まない。だから私は信じることにした

あの頃は、なんとかして早く終わらせたくて、働きかけをしていました。
声をかけたり、学校の話をしたり、登校刺激にならないよう気をつけつつも、どこかで「そろそろ…」と焦る気持ちを持っていたんです。

でも、ある時SNSで目にした「その子のペースを信じるしかない」という言葉に、ハッとしました。

その子が“自分の力で”立ち上がる時を待つ。
親ができるのは、信じて、支えること。

思春期の苦しさは、自分にも覚えがあります。
学校には行っていたけど、心はしんどくて仕方なかった。
だから、今のわが子が選んでいる「不登校」という形は、もしかしたらうちの子なりの“思春期の乗り越え方”なのかもしれない――そう思うようになりました。

私の中での「ゴール」は再登校じゃない

今、私が目指しているゴールは「再登校」ではありません。
もちろん、行けるようになる日が来たらうれしい。
でも、それがすべてではないと思っています。

私の願いは、わが子が大人になったとき、「自分の人生を自分で歩いていけるようになること」
それが5年後かもしれないし、10年後かもしれない。

時間がかかってもいい。
その子がその子らしく人生を生きられるようになったら、それでいい。
そう思えるようになった今の私がいます。

忘れたくない視点:社会との細いつながり

ただ、忘れたくないことがあります。
それは「社会とのつながり」。

学校と離れることは、社会からも遠ざかることになる。
それが長くなるほど、社会復帰のハードルも高くなってしまうかもしれません。

だからこそ、細くてもいい、ゆるやかでもいい、社会との接点を持てるようにと意識しています。
でもそれも、子どもの心の状態が整ってから
今はしっかりと殻にこもる時期かもしれない。
その見極めを大事にしながら、焦らず向き合いたいと思っています。

今、私ができること。それは「伴走すること」

子どもは、今、自分なりにこの困難を乗り越える方法を探している
回復の兆しが見えない日もあるし、こっちが泣きたくなる日だってある。

でも、ある日ふっと――本当に突然、変化が訪れることがある。
だから私は、「伴走者」としてそばにいると決めました。

「頑張って!」ではなく、「いつもここにいるよ」
「どうして?」ではなく、「そっか、そう思ったんだね」
そんな風に声をかけながら。

おわりに:出口はきっとある。不安なあなたへ

不登校のトンネルは、歩いているととても長く感じます。
でも、ずっとは続きません。

出口の形は、人それぞれ。
でも、終わりは必ずあります。

今は先が見えないかもしれない。
でも、あなたのお子さんには、きっと乗り越える力がある

その力を信じて。
そして、あなた自身の心も大切にしながら、一緒に歩いていきましょう。


このブログでは、小学生の息子とともに過ごす不登校の日々の中で感じたこと、調べてわかった情報、そして母親としての戸惑いや気づきを、同じように悩むママたちへ向けてゆるっと綴っています。

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