フリースクールを選ぶまで〜息子と見つけた“新しい居場所”【第4回】

フリースクール

こんにちは、まいこです。

「ゆる・りらいふ 〜不登校とともに流れる、のんびり時間〜」にお越しくださり、ありがとうございます。

このシリーズでは「フリースクールを選ぶまで〜息子と見つけた“新しい居場所”」と題して、小学生の息子が学校に行けなくなった時のこと、そして私たち親子がフリースクールにたどり着くまでを、数回に分けてお話していきたいと思います。

第4回は、「フリースクールを見学してわかった“子どもに合う居場所”の選び方」をテーマにお届けします。

フリースクールって、どこも同じじゃないの?

フリースクールをネットで検索し始めた頃、正直私はこう思っていました。

「どこも似たような感じなのかな?」と。

でも実際にいくつか見学してみて、分かりました。フリースクールごとに、“空気感”が全然違うということに。

たとえば――

  • とにかく休むことを大事にして、ゆったり過ごすスタイルのスクール
  • 自立や社会性を大切に、自由を尊重するスクール
  • 個別対応中心で一人ひとりに寄り添うスクール
  • 集団での関わりを重視しているスクール
  • 心のケアに重点を置くスクール
  • 学習支援がしっかり組まれているスクール

ほんとうに、スクールによって特色がさまざまなんです。

つまり、「一人ひとりに合った環境を選べる」んだということを感じました。

息子が選んだのは、「意外な」フリースクール

そんな中、いくつか見学を重ねていくうちに、息子が「ここがいい」と言った場所がありました。それは、私にとってはちょっと意外な選択肢でした。

というのも、そのスクールは――

  • きちんと時間割が組まれていて
  • 午前中は学習タイム
  • 午後は活動や交流の時間
  • 生徒数もけっこう多め
  • ときに人間関係のぶつかり合いも経験しながら成長を促す

という、見学した中では最も「学校っぽい」スクールだったのです。

学校に行けない息子が、こんな“学校らしい”環境を自分から選んだことに、私は驚きました。

でももしかしたら、それだけ「学校に行けない僕」を克服したい思いが強いということなのかもしれません。

私が「ここにしよう」と思えた理由

そのフリースクールを見て、私自身も「ここなら大丈夫かもしれない」と思えた理由があります。

それは、スタッフの方たちの子どもたちへの関わり方。

そこにいる先生たちは、子どもたちを「学校に行けない可哀想な存在」として見ていませんでした。

むしろ、「個性豊かで、面白い子たち」として、すごく前向きな気持ちで接してくださっていると、感じれられたのです。

ここなら、息子の自己肯定感も少しずつ回復できるのではないか?そう期待が持てました。

見学してよかった!納得して選べた「新しい居場所」

今回たくさんのフリースクールを見て回ったことで、私たち親子は「何となく」で決めるのではなく、実際に感じた空気感をもとに、納得して選ぶことができました。

この「納得感」は、これから新しい場所へ踏み出すうえで、親子どちらにもとても大きな支えになっていると思います。

次回はシリーズ最終回。

本格不登校からフリースクール決定までの道のりを通して、感じたこと、親として思うことをお話ししたいと思います。

またのんびりと、読みにきていただけたら嬉しいです。

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このブログでは、小学生の息子とともに過ごす不登校の日々の中で感じたこと、調べてわかった情報、そして母親としての戸惑いや気づきを、同じように悩むママたちへ向けてゆるっと綴っています。

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