こんにちは、まいこです。「ゆる・りらいふ 〜不登校とともに流れる、のんびり時間〜」にお越しくださり、ありがとうございます。
このシリーズでは「フリースクールを選ぶまで〜息子と見つけた“新しい居場所”」と題して、小学生の息子が学校に行けなくなった時のこと、そして私たち親子がフリースクールにたどり着くまでを、数回に分けてお話していきたいと思います。
第3回は、「“フリースクール”という選択肢」についてお話ししていきます。
学校以外の居場所を探し始める
前回の投稿で書いたように、児童精神科の先生から「学校に代わる居場所が必要」とアドバイスをいただき、息子にとっての“新しい居場所”を探し始めました。
まず候補にあがったのは、
- 学校の別室登校
- 通級指導教室
など、今の学校とのつながりを保つ支援です。
でも、息子には少しハードルが高いように感じました。
というのも、息子は「みんなと違う自分」を極度に嫌がる傾向があり、またみんなと違う自分は「ダメな存在」と思ってしまいやすいから。
毎日、「普通に通えている子たち」を目にしながら学校に行くのは、かえって自己肯定感を下げてしまうのではないか――そう感じてしまったんです。
また、息子の通う学校では、別室や通級の利用が毎日できるわけではなく、結局、家で過ごす時間がほとんど、というのもネックでした。
他にもある、“学校以外の支援”という選択肢
次に検討したのは、放課後等デイサービス(放デイ)。
福祉サービスとしてとても意義のある支援ですが、主に放課後の数時間だけの利用となるため、昼間の居場所がないままなのは変わりません。
日中ずっと家にいて、夕方だけ出かける。
それは息子にとって、「引きこもっている僕」という感覚を強めてしまいそうで、これも見送ることに。
また、主治医からは訪問看護の提案もありましたが、自宅でのサポートは「外に出るきっかけ」や「社会とのつながり」を生む場にはなりづらいと感じました。
外出自体が難しい子どもには大切な支援ですが、息子は習い事には通えたり、“外に出る力”は残っていたので、別の形を探そうと考えました。
たどり着いた、「フリースクール」という場所
いろいろな選択肢を見ていく中で、最後にたどり着いたのが、フリースクールという居場所でした。
- 午前中から開放されている日中の学び場
- 平日通える場所も多く、生活リズムが作れる
- 子ども一人ひとりに合わせた過ごし方ができる
「学校に代わる居場所を見つけたい」そんな思いに、一番しっくりきたのがフリースクールだったんです。
でも実際には、ネットで調べられる情報がとても少なくて――。場所や概要、開催形式(対面・オンライン)などは分かるけれど、雰囲気や先生との相性、過ごし方のイメージまでは見えてきません。
というわけで、私たちは実際に足を運ぶことにしました。通える範囲にあるフリースクールをピックアップして、可能な限り見学に行きました。
今振り返っても、この「見て回る」というプロセスがすごく大切だったなと感じています。
次回は、実際にフリースクールを見て回る中での気づきや、息子自身が「ここに通ってみたい」と思えたスクールに出会うまでのことを綴っていきたいと思います。
不登校に悩むお子さんと向き合うお母さんたちへ、少しでも参考になれば嬉しいです。
また次回も、のんびりとお読みいただけたら嬉しいです。
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このブログでは、小学生の息子とともに過ごす不登校の日々の中で感じたこと、調べてわかった情報、そして母親としての戸惑いや気づきを、同じように悩むママたちへ向けてゆるっと綴っています。
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