こんにちは、まいこです。
「ゆる・りらいふ 〜不登校とともに流れる、のんびり時間〜」にお越しくださり、ありがとうございます。
先日、息子が「学校の校外学習に参加してみたい」と言いました。
それは宿泊を伴うもので、普段ほとんど登校できていない彼にとっては大きな挑戦。
「本当に大丈夫かな」「どこまでサポートが必要だろう?」
そう思いながらも、まずは担任の先生に確認してみよう、と決めました。
その出来事をSNSで軽くつぶやいたところ、励ましの声とともに、厳しめの意見もいくつか届きました。
正直、予想はしていました。
ネットにはいろいろな考えの人がいて、通りすがりだからこそ言える言葉もあります。
だから、深く傷つくことはなかったけれど——。
それでもやっぱり、少し胸がチクリとしたんです。
そして思ったんです。
「不登校の親が孤独を感じる理由のひとつって、こういうことかもしれない」と。
ちょっとした迷いを「わかるよ」と言ってほしいだけなのに
不登校の子を育てていると、日々いろんなことに迷います。
登校刺激をどうするか、学校行事にはどう対応するか、子どもの気持ちはどうなんだろう……。
でも、そうした「ちょっとした迷い」って、意外と身近な人には話しづらいものです。
なぜなら、「それって甘やかしじゃない?」「学校には行かないと」といった“正論”で返されてしまったり、逆に「行かなくていいんじゃない〜?」なんて軽く流されてしまったりすることも多いから。
そんなとき、SNSなどにぽつりと気持ちを吐き出してみる。
でもそこでも、やっぱり厳しい言葉にさらされてしまうことがある。
こうして少しずつ、自分の本音を話せる場所がなくなっていってしまうのだと思います。
否定されない、安心できる場所の大切さ
不登校の親にとって必要なのは、
「決めつけられない場所」「否定されない場所」「ただ共感してもらえる場所」です。
答えをもらう場所じゃなくていい。
「うん、それわかるよ」「私も同じだったよ」と言ってもらえるだけで、気持ちはふっと軽くなるもの。
心の中の不安を、誰かに理解してもらえた経験があると、また次も、少しだけ勇気を出して話してみよう、と思えるようになります。
でもそれは、ただ共感されるだけじゃなく、「安心して心を開ける空気感」があるからこそ成り立つんですよね。
私が目指している場所づくり
私自身、そんな「安心して気持ちを話せる場所」を作っていきたいと思っています。
今、不登校のことで悩んでいるお母さんが、ひとりきりで抱え込まずに済むように。
「わかってもらえない」と心を閉ざしてしまった誰かが、もう一度誰かに気持ちを打ち明けられるように。
正解を押しつける場所ではありません。
ただ、気持ちを受け止める場所。
「ここなら話せるかも」
「この人には少し話してみたいな」
そう思ってもらえるような、静かだけどあたたかい場所を少しずつ、育てていきたいと思っています。
おわりに:今、ひとりでがんばっているあなたへ
「こんな気持ち、誰にもわかってもらえない」
そう感じる日があるかもしれません。
でも、大丈夫。
あなたの気持ちに寄り添える誰かは、きっといます。
私も、このブログや音声配信を通して、そんな“ちいさな居場所”をつくっていけたらと思っています。
また、のんびりしに来てくださいね。
もし、今、誰かに気持ちを少しでも伝えてみたいなと思ったら、stand.fmのレター機能や、InstagramのDMからメッセージを送っていただけたらうれしいです。
お返事はゆっくりになるかもしれませんが、ひとつひとつ、大切に読ませていただいています。
このブログでは、小学生の息子とともに過ごす不登校の日々の中で感じたこと、調べてわかった情報、そして母親としての戸惑いや気づきを、同じように悩むママたちへ向けてゆるっと綴っています。
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