こんにちは、まいこです。
「ゆる・りらいふ 〜不登校とともに流れる、のんびり時間〜」にお越しくださり、ありがとうございます。
朝の支度中、子どもが泣いている。
「お腹が痛い」「行きたくない」と訴える。
着替えも、ごはんも進まない。
それを見て、あなたの心もグラグラしていませんか?
「この子、本当に学校がしんどいのかもしれない」
でも同時に「ここで休ませたら、不登校になっちゃうかも」と不安で…
そうやって毎朝、心が引き裂かれるような思いをしているママへ。
「休ませたら不登校になる」は本当?
「休ませたらクセになるんじゃない?」
「勉強についていけなくなるかも」
「友達関係が切れちゃったらどうしよう…」
そんな不安の声、よく耳にします。
もしかしたら、あなたの中にもあるかもしれません。
でも…実は「休ませたら不登校になる」って、逆かもしれないんです。
子どもがしんどさを抱えたまま登校を続けるって、実はリスクがとても高いこと。
頑張り続けた結果、ある日ぽきんと折れてしまって、そこから何年も立ち直れなくなってしまう子もいます。
私たち大人だって、心身の負担が大きければ仕事に行けなくなることがありますよね。
子どもだって同じ。
エネルギー切れの子どもにとって、「学校」はすでに負担でしかないこともあるんです。
休むこと=終わりじゃない
子どもが「休んでも責められない」と感じたとき、心にふっと“安心”が芽生えます。
この安心が、実は「もう一度がんばってみよう」と思えるエネルギーになるんです。
うちの子の場合もそうでした。
「学校に行かなきゃいけないのに、行けない」と泣く姿を何度も見てきました。
その時感じたんです。
「学校=行かねばならぬ場所」になっている時点で、心に相当な負荷がかかっているんだなって。
実は私自身も、過去にストレスで「仕事に行かなきゃと思うけど行けない」という時期がありました。
だからこそ、「あ、これはまずい」と気づけた。
そこで、腹を括ってしっかり休ませることを選びました。
3ヶ月たった頃、子どもは「フリースクールってどんなとこ?」と自分から言い出しました。
今では、「中学からは学校行く」のだと、前向きに勉強にも取り組んでいます。
あのとき、しっかり休ませたからこそ、今の元気がある。
私はそう確信しています。
周囲(夫・ママ友)との温度差にモヤモヤしたら
夫や祖父母から「学校から逃げてどうする」「甘やかすとダメになるよ」
そんな言葉をかけられて、モヤッとした経験、ありませんか?
その言葉をかけてくる人たちは、“善意”で言っていることが多いんですよね。
だからこそ厄介だし、ぶつかってしまう。
でも…
「逃げるな」は、すでに限界の子どもにとって、時に追い詰める言葉になることもあるということ。
そして、今ここで無理をさせたせいで、将来に悪影響が出る可能性もあるということ。
価値観の違いはあるけれど、
毎朝、子どもの顔を見て、泣き声を聞いて、様子を感じ取っているのは“あなた”です。
ママであるあなたの感覚は、どうか信じてほしいです。
学校に行けなくなることへの不安に負けず、
子どもの長い人生を見据えた選択を、どうか堂々と選んでください。
おわりに:それでも悩んでしまう時
「休んでいいよ」と言ってくれる大人がいる。
それだけで、子どもにとってはどれほどの安心になるか、想像してみてください。
休むことは後退じゃない。立て直しの時間です。
でも、もしあなたが迷って迷って苦しくなるなら、
それはあなたが愛情深く、真剣に子どものことを考えている証拠です。
どうか、自信を持って。
もし、どうしても一人で判断できないと思ったら、
子育て相談の機関を利用したり、信頼できる支援者に話を聞いてもらうのも一つの方法です。
たとえば、こちらの「学校休んだ方がいいよチェックリスト」もおすすめです:
👉 Branch kids|おやすみチェックリスト
あせって結論を出さなくても大丈夫。
私も、辛い時期はただ「今日をどう過ごすか」だけを考えて乗り越えました。
「今日1日をどう過ごすか?」
子どもと一緒にそれだけを考えて、明日のことは、また明日。
それくらいのスタンスで、ちょうどいいのかもしれません。
あなたとお子さんの今日一日が、少しでも軽くなりますように…
心から応援しています。
このブログでは、小学生の息子とともに過ごす不登校の日々の中で感じたこと、調べてわかった情報、そして母親としての戸惑いや気づきを、同じように悩むママたちへ向けてゆるっと綴っています。
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