こんにちは、まいこです。
「ゆる・りらいふ ~不登校とともに流れる、のんびり時間~」にお越しくださり、ありがとうございます。
「この程度で相談は大袈裟かも…?」とずっと心療内科を避けてきた私が、子どもの不登校については迷わず相談を決断しました。
どうして、すんなり決断できたのか?
過去の自分の経験に基づいてお話しします。
「これって、相談レベルなのかな…?」
心療内科やカウンセリングに行くかどうか。
それはきっと、多くの人にとって、すぐに決断できることじゃないと思います。
「まだそこまでじゃないかもしれない」
「行くなんて、大げさなのかな」
「もっと深刻な人が行く場所でしょ?」
実際、私もかつて何度も、そうやって自分に言い聞かせてきました。
何度も「まだ大丈夫」と思って、限界まで耐えた過去
何度も「これはもしかしたら専門家に相談するレベルなのかも…」と思いながら、結局そのままに…。
でもそのたびに、どん底まで落ちてしまう、ということを繰り返していました。
そしてある時、ついに子育てすらまともにできなくなってしまって、初めてこう思ったんです。
「もう限界。これ以上ひどいことが起きる前に、専門家に助けてもらわなくては…」
それで心療内科に予約の電話をかけたんですよね。
専門家の力を借りて、ようやく“自分を受け入れられた”
心療内科にかかり、気づいたことがあります。
それは、「苦しいのは、私が弱いからじゃなくて、病気の症状だ」ということ。
「症状」ならば、回復ができるということ。
かすかな希望が見えてきたんです。
また、心が苦しい時は視野が狭くなりがち。
でもさまざまなケースを見てきている専門家(医師、心理士)さんは、客観的に今の私の状況を判断できますし、今後起こりうることも想定できます。
だから私の狭くなった視野を、ちょっとずつ広げてくれました。
私は継続的に治療を続けたおかげで、苦しいながらも「また明日を迎えよう」と思えるようになっていき、実際に回復することができました。
子どもの不登校に、かつての自分が重なった
しかしその後しばらくして、今度は我が子が学校へ行けなくなりました。
でもその時、私の中に浮かんだのは、あの時の“限界になった自分”の姿でした。
かつての私と同じような兆候が、うちの子にも出ている…。
そう感じたので、今度は迷わず「まずは専門家に相談しよう」と決めました。
悩みに悩んで…ではなかったんです。
自分が過去に「もっと早く相談しておけばよかった」と思っていたからこそ、今回は即決でした。
今、迷っている人に伝えたいこと
もし今、「これって病院に行くほどかな…」「カウンセリングなんて、大げさかな」と迷っているなら…。
とりあえず、一度電話をかけてみてください。
まずは専門家に話してみてほしいなと思います。
治療が必要かどうかは、一度話を聞いてもらってから決めればいいんです。
さまざまなケースを見てきている専門家だからこそ、“今の状況”を話して整理してもらうだけでも、気づけることはたくさんあると思います。
親の“勘”は、案外当たっている
親は、無意識のうちに子どものSOSを感じ取っています。
「なんとなく、気になる」「このままじゃいけない気がする」
その勘は、当たっていることが多いと思うんです。
だからご自分の気づきを無視しないでほしいです。
私も、自分の過去の経験がからくる勘で、すぐに動けました。
誰でもその“勘”は持っていると思うんですよね。
どうか、その直感を信じてくださいね。
あなたの「気づき」が、お子さんを守る大きな一歩になると思っています。
このブログでは、小学生の息子とともに過ごす不登校の日々の中で感じたこと、調べてわかった情報、そして母親としての戸惑いや気づきを、同じように悩むママたちへ向けてゆるっと綴っています。
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