「学校、本当に休ませていいの?」ー「登校より心を守る」と決めた理由ー

日常の過ごし方

こんにちは、まいこです。
「ゆる・りらいふ 〜不登校とともに流れる、のんびり時間〜」にお越しくださり、ありがとうございます。

「学校、本当に休ませていいの?」
そんな迷いの中で見つけた、わが家の答えは「この子の心を守る」こと。
不登校は甘えではなくSOS。
休むことで笑顔を取り戻した子どもの姿に、あの日の決断は間違っていなかったと感じています。
同じように悩む親御さんへ、少しでも安心と希望が届きますように。

迷いの中にいた、あの日の私へ

「学校、本当に休ませていいのかな?」
子供が本格的に学校へ行けなくなった頃、私は毎朝そう自分に問いかけていました。

ちゃんと登校できないことに焦りを感じて、
子どもの笑顔が少しずつ減っていくのを見ながら、
「本当にこのままでいいのかな?」「親として、正解はなに?」
そんな思いが、頭の中をぐるぐると巡っていました。

もし、あのときの私と同じように、今まさに迷っているあなたがいるなら…
今日は、わが家の“ひとつの答え”をお伝えさせてください。

「この子の心が、いちばん大事」そう気づいた

うちの子はずーっと、「学校には行きたい」と言っていました。
でも、目は曇っているんですよね。
朝になると顔がこわばり、「学校に行きたい、でも行けない」と、涙を流すことも。

靴は履いても、玄関の扉が開けられない…。
そんな姿を見て、私は思ったんです。
「この子の“心”を守らなきゃいけない」って。

無理に登校させて、もっと傷つけてしまうくらいなら、
一度立ち止まって、心を休ませることが先じゃないか。
そのとき、私の中で“登校より大切なもの”が見えた気がしました。

「学校に行けない」は、子どもからのSOS

「これって甘やかしてるだけじゃ…?」「こんなに休んだら進学大丈夫かな」
そんなふうに感じたことも、正直ありました。

でも、子どもの様子を見ていく中でわかってきたのは——
「学校」という場所が、我が子にとって今は“安全な場所”じゃないということ。
「学校に行けない」は決して、ワガママでも甘えでもない。

大人にだって、心が限界に達したときに「休む」ことが必要なように、
子どもにも、“心の休養”が必要なときがあるんだと思います。

実際、しっかり休むことで、少しずつ笑顔が戻ってきたり、自分の気持ちを話せるようになったり…
少しずつ、整っていく様子が見えてきました。

SOSを発信してくれたこと、それは信頼の証

子どもが「行けない」と言葉にできたこと。
「ママには言えた」「ママには甘えられた」
それ自体が、信頼の証なんだと感じています。

私自身、育児も家事も「ちゃんとやらなきゃ」と思いがちで、
つい自分のことは後回しにしてきました。
それで実際に、倒れてしまったこともある。

誰にだって限界はある。
それは、子どもも同じなんですよね。

「今は休むことが必要」と受け止めたことで、子どもの気持ちが少しずつほぐれて、以前より親子の距離が近づいた気がします。

登校よりも、笑顔がゴール

今、わが家の優先順位は、“登校”より“笑顔”です。
休むことは、逃げじゃない。
遠回りに見えるかもしれないけど、それがその子にとってのいちばんの近道
かもしれない。

もし今、あなたが不安で立ち止まっているとしても、大丈夫。
その選択にも、ちゃんと意味があります。


このブログでは、小学生の息子とともに過ごす不登校の日々の中で感じたこと、調べてわかった情報、そして母親としての戸惑いや気づきを、同じように悩むママたちへ向けてゆるっと綴っています。

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