不登校初期…やってしまって後悔した“3つの行動”

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こんにちは、まいこです。
「ゆる・りらいふ ~不登校とともに流れる、のんびり時間~」にお越しくださり、ありがとうございます。

「学校、行かなくて本当にいいの?」と、不安な毎日を過ごしていませんか。
学校に行ってほしい気持ちと、無理はさせたくない気持ち…。
不登校が始まったばかりの頃は、どうすればいいのか分からず、親も混乱しますよね。

私も、学校へ行けなくて泣く息子を前に、ぐるんぐるん気持ちが揺れてばかりでした。
「何かしなきゃ」と焦る気持ちから、“よかれと思って”やったことが、あとから「やらなきゃよかった…」という後悔に変わったこともありました。

そんな私自身の体験から「不登校初期にやってしまって後悔した3つの行動」を、正直にお伝えします。
同じように悩むお母さんが、少しでも“回り道”を減らせますように。

不登校初期に“やってはいけないこと”3つ

理由をしつこく聞く

「どうして行けないの?」「何が嫌なの?」

親として、どうしても聞きたくなりますよね。私もそうでした。
でも、子どもにとっては「わからない」「言えない」「言いたくない」状態であることが多いそうです。
大人だって、つらいときはうまく説明できないですよね。

特に不登校の初期は、心が限界まで疲れていて、言葉にする余力なんて残っていません。
「原因がわかれば対処できるはず!」と信じて、散々聞き出そうとしたこと、後悔しています…。

「答えを出す」よりも、「心を休ませてあげる」ことが最優先。
不登校の理由は心がしっかり回復してから、やっと分かることも多いんだそう。
腰を据えて「待つ」覚悟が足りなかったなと思います。

登校を強制する

「明日は行けるかな」
「午後からだけでも行ってみる?」

一見、やさしく背中を押しているように思えますが、息子からしたらプレッシャーだったろうなと、思います…。

「学校に行きたくない」と言ってくるのは、すでに心の限界を迎えているサイン。
そんな中で、「また行けなかった…」と自分を責めたり、「ママの期待に応えられない」と感じてしまっていただろうなぁと思います。

腹を括り、「しばらく休んでいいよ」と伝え始め、「この子の味方でいよう」と決めてから…。
そこから少しずつ、息子の中で立ち直る力が育ち始めたような気がします。

過度な登校刺激(先生・友達との接触を急ぐ)

「担任の先生から電話があったよ」
「◯◯くんに会いたくない?」
「今度の登校日、一緒に行ってみる?」

つながりを保つことは大切。でも、それが“今の子どもにとって心地よいか”は別問題。
特に初期の頃は、そうした「社会との接点」すべてが重荷になってしまうことも。

「明日は行けそう?」のひとことも、
“行きたいけど行けない”息子にとっては、とてもつらく響いてたんだろうなぁと思います。

まずは、安心できる“安全基地”を家庭の中につくることが最優先。
焦る気持ちをぐっとこらえて、「まずはこの子が安心できる場所を作ろう」と切り替えたことで、今があります。

親としてできること:今、必要なのは“安心の土台”

不登校の子どもは、「まず休む」ことで心と体を整えていくのだなと感じています。
限界まですり減ってしまったエネルギーを、充電している真っ最中なんだなと。

親にできるのは、「元の姿に戻そう」と焦ることではなく、一緒に立ち止まって「何もしない」ことかもしれないなと思います。

何もしないことは、実は「見守る」という立派な“行動”なのかもしれません。
「何もしない勇気」が、子どもにとっては最大の応援になることもあるのかなと、感じています。

まとめ:わが子の“今”を、まるごと受け入れる力。

親として、ちゃんとしなきゃ、何かしてあげなきゃ…そう思うのは愛情の証。
でも、子どもが立ち止まっている今だからこそ、私たち親も「何もしない勇気」を持っていいのかもしれません。

「順風満帆な素敵ママ」も、「悩んで戸惑うママ」も、どちらも子どもにとってはかけがえのない存在
一緒に立ち止まり、そばにいるその姿が、子どもにとっては何よりの支えになるのだと思います。

時には失敗しながらでも、ちゃんと子どものことを見ている。
それがきっと、子どもにとっての“素敵なお母さん”の姿なんだと思います。


このブログでは、小学生の息子とともに過ごす不登校の日々の中で感じたこと、調べてわかった情報、そして母親としての戸惑いや気づきを、同じように悩むママたちへ向けてゆるっと綴っています。

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