こんにちは、まいこです。
「ゆる・りらいふ 〜不登校とともに流れる、のんびり時間〜」にお越しくださり、ありがとうございます。
このシリーズでは「フリースクールを選ぶまで〜息子と見つけた“新しい居場所”」と題して、小学生の息子が学校に行けなくなった時のこと、そして私たち親子がフリースクールにたどり着くまでを、数回に分けてお話していきたいと思います。
第2回は、「休めばいいってもんじゃない。必要なのは“〇〇な場所”」というテーマでお届けします。
「休ませれば楽になる」…そんなに単純じゃなかった
前回の投稿で、息子が学校に行けなくなったとき、私は彼の心を守るために「積極的に休ませる」選択をしたことを書きました。
この選択は間違っていたとは思いません。 でも、「少し休めば、気持ちも落ち着いて、また学校に行けるようになるかもしれない」――そんな淡い期待は、すぐに打ち砕かれました。
というのも、息子は「学校に行かない」という選択そのものに、強い罪悪感や劣等感を抱いてしまったから…。
「学校に行けない僕は、ダメな人間なんだ」
「みんなは普通に行ってるのに、どうして僕はできないんだろう?」
そんなふうに、自分を責めるようになってしまいました。
学校から距離をとったことで、安心できるようになるどころか、今度は“自分の居場所がない”という孤独に押しつぶされそうになっていたのです。
必要なのは「心が落ち着ける、学校以外の居場所」
どうしていいか分からず、児童精神科の主治医に相談したところ、先生からこんな言葉をかけられました。
「学校に行けなくてもいい。でも、彼には“学校に代わる居場所”が必要なんですよ」
たとえば──
- 学校内の別室や通級指導教室
- 放課後等デイサービス
- 訪問看護や訪問支援
- フリースクール
この先生の言葉が、私にとって大きな気づきとなりました。
ニュースやネットで見かける機会はあったものの、正直なところ「うちには関係ない」とどこか他人事だったのだと思います。
でもその時初めて、「これは息子のように“学校がつらい”と感じる子どもたちのためにある、心が休まる“第2の居場所”なんだ」と、ストンと腑に落ちました。
でも…どこで、どうやって“居場所”を見つけたらいい?
とはいえ、「居場所が必要なんだ」と分かっても、すぐに答えが出るわけではありません。
- どこにどんな居場所があるのか?
- どんな場所がうちの子に合うのか?
- 情報はどこで集めればいいの?
正直、何も分かりませんでした。
調べても情報が断片的で、「これだ!」とピンとくるものもない。
でもそれでも、「この子の“安心できる居場所”を見つけたい」。
そんな思いで、情報を集めはじめたのです。
次回は、そうして見えてきた選択肢のひとつ、「フリースクール」という居場所について、私たち親子がどのように出会い、そして選んでいったのかをお話ししたいと思います。
不登校に悩むママたちのヒントになりますように。
それでは、また。
このブログでは、小学生の息子とともに過ごす不登校の日々の中で感じたこと、調べてわかった情報、そして母親としての戸惑いや気づきを、同じように悩むママたちへ向けてゆるっと綴っています。
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